三浦崇志のブログ

マル秘エピソード

なにかしら製作の秘密を書きたいと思います。

なにが秘密かわかりません。

今の製作方法もあっちいったりこっちいったり20年くらい

考えて動いてしてるうちに徐々にしっくりキタ感じです。

それでも今後も悩むこともあるでしょう。

 

そもそも誰かに映画を撮らされてる訳じゃないので

楽しくないことはしたくない。

僕らが楽しんでつくって誰かが楽しんで見てくれたら最高じゃね?

そのかわりみんなが面白いと思うもんを作るんじゃなくて

こういうのが面白いと思うねんっていうのが作りたいのです

 

それに2人で勝手に撮ってるのでクセのあるものが出来ていいと思うのです

関わる人間が増えれば増えるほど内容がフラットになってしまいます

やっぱりどっか尖ったもんとかヘンなもんとかアホなもんが好きなんです

 

真面目なこと書いてたら飽きてきたので

おじいちゃんの思い出書きます。

ぼくが高校生の頃の話です。

ぼくの通ってた高校は制服が無くて私服だったので

色々と服を買うようになったのです。

おじいちゃんはぼくの服装を見て気になるとすぐに

「なんじゃ、けったいなカッコして」とか言ってきました。

年寄りにはわからんねんって思い何を言われても気にしませんでした。

ある日ぼくは青いウインドブレーカーを買って次の日に早速着て

家を出ようとしたらおじいちゃんに「なんや、祭りか?」って

言われました。すぐに着替えました。

 

 

 

 

 

しれん

今日ふわふわのかき氷食べたペロッと食べた

あまりにもおいしくて

一番好きな食べもんかき氷かもしれんと思ったけど

やっぱりアイスかもしれん

 

おまっとさんコロ石

『コロ石』の製作話は大力が書いてくれてるのでおまかせして

この前久しぶりに見たコロ石の感想を書いたらあ

 

見るつもりは無かったのですが、ちょうど今上映してるenocoで作業してたら

コロ石上映の時間になったのでちょっと見始めたら最後まで見てしまいました。

いやーおもしろかったです。

マトモなセリフ一つもなくてアホなことばっかりしゃべってるし

こういうしょーもないセリフ考えんのにすごい時間かかってるとは

誰も思わんやろな。めちゃ楽しくて時に苦しい

ニコトコ島で唯一カメラ動くのは大事なシーンやったけど

コロ石でカメラ動くのはどうでもいいシーンやし

せやのに何回見てもラストカットで涙出そうになる

最近封印してたロングショットもやっぱりええなあ

一人でも多くの人に見て欲しいと思っております

おたのもうします

 

爆発!ニコトコ島

ご存知!

の通り現在毎日日替わりでenocoで映画を上映しています

月曜は休館日です

せっかくなので上映している作品について何か書きます〜

 

まずは『ニコトコ島』

2008年完成なので気づけばもう7年も前、驚き

てことで正直あんまり細かいトコ覚えてございません

一応おことわりしておきますがうろ覚えで間違ってることもあるかも

 

そもそもの始まりは鹿児島県の霧島に無料やったか格安で泊まらせて

もらえるって大力の知り合いの人からのご好意があったのです。

ほんなら旅行ついでに映画を撮っちゃおうとなりました。

行く前にどういう映画にするかと軽いシナリオは作りました。

松田君に旅行行こうぜついでに映画撮るぜって軽い感じで誘いました。

で出発の前日、僕の一緒に住んでたおじいちゃんが死にました。

94歳大往生です。おじいちゃんの面白話も沢山ありますがそれはまた。

お通夜には大力も来てくれました。

次の日予定通り出発です。まずは大阪港から車ごとフェリーに乗って一泊

フェリーでも撮影。雨上がりでいい感じ

 

ん?シナリオってどんだけあったんやろ。フェリーのシーンセリフあったし

唯一の大きなお話の展開の後のシーンも鹿児島で撮ってるから

行く前から結構決まってたんかな。

 

そんで宮崎県に到着、港から出た途端トラックと事故りかけ気を引き締める

鹿児島県の霧島へ。今思えばナビもスマホも無くよく無計画で行けたものです

初日は霧島あたりを車でグルグルまわって場所探し

いい場所沢山あってテンション上がりまくり

毎日毎日、朝から晩までみっちりに動いておりました。

ポスターで被ってる仮面も撮影の前日の夜に手作りです。

夏真っ盛り、で何日目か忘れましたが3人とも熱中症になり

もう無理ってなっていったん宿に戻ってちょっと寝てまた撮影

遊べると思ってきた松田君には悪いことをしました。

 

1カットだけカメラが動くのはあらかじめ考えてました。

9割は霧島ですが残りは奈良のいつもの山で撮影しました。

ほんとは爆破シーン撮りたかったけど今となればこれで良かったと思う

燃えてるシーンは大変でした。発泡スチロールとガソリンを山に持ち込んで

あーだこーだしてました。何も事故がなくてよかったものです。

おじいちゃんが見守ってくれたってことにしとこ。

 

このニコトコ島からシナリオに余白を残しておいてその場その場で

カメラもって感覚を爆発させて作っていく基礎ができたのかな。

だんだん余白部分が大きくなって去年真っ白になりました。

 

そんでロカルノ映画祭とヒホン映画祭にも参加できて視野も広がりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぜひぜひ!!

ジュンク堂ミニフェア

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トップページにもあるとおり

大阪の阿波座にある江之子島文化芸術創造センター/enocoで

ワークショップと映画の上映があります。

8月中はずっと映画上映をしてるので是非この機会に観て下さいまし。

プログラムはenocoのホームページでチェックしてね。

「ニコトコ島」「コロ石」「石と歌とペタ」「RoadMovie」が日替わり

でやっております。

 

でこの上映に合わせてジュンク堂書店大阪本店で

大力のマンガと三浦のmini写真と結構前に作ったzinを販売しています。

三浦スチールは「ニコトコ島」の映画スチール写真12枚+スナップ写真約10枚。

限定5セット。スナップ写真はそれぞれ違う写真が入ってまして

選べませんのであしからず。税抜き1000円です。

ジュンク堂書店大阪本店2階芸術9番の棚で置いてます。

よろしくお願いします〜。

 

 

3

 

 

一日に二回泣いた話+α

なんとなしに「海街diary」を読んでみたら1巻目の1話目で気づいたら泣いてました。泣いてる自分に驚いて本を一旦置きました。

 

その後どういうわけか今まで一度も見ていなかった「E.T」を見たらまた泣きました。チャリ飛んで泣くってすごいよね。

 

年取ったら涙もろくなるといいますが、自分には関係のないことやと思ってましたがありました。色々経験して人の気持ちがわかるようになったってことやね。気ーつけなあかんな。

 

「メキシコ麻薬戦争」と「コカインゼロゼロゼロ」って本を立て続けに読んだら、一生関係のないメキシコ麻薬カルテルに詳しくなってしまいました。忘れるまでは怖くてメキシコには行けません。

 

さて明日は次の映画のヒントを探しに撮影に行きます。

まー結局カメラ持ってウロウロすんのが好きなんやな。

 

あめあらし

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イメージフォーラムフェスティバルの京都シネマの上映終わりました。

来ていただいた方ありがとうございます。ほんまにほんま

感情があまり表に出ないタイプなのであまり伝わらないんですがすんごくうれしんです

感謝感激雨嵐。

初めて会った人でも僕らの映画見てくれてる人って分かった瞬間もう好きやもんね

 

「RoadMovie」ひっさしぶりに見たので客観的に見れた。

今回は見る人側に寄ってサービスして抑えて作ったつもりやったので

見てる最中に「どこがやね〜ん」「やりたいほうだいや〜ん」って思ってました

上映後に話しましたが実は次の作品も完成しておりまして

ソレとの振り幅がすごくてその所為もあって余計に楽しめました

新作も早くお見せしたいぜ

 

「RoadMovie」のタイトルデザインは羽良多平吉さんにしていただいてます

羽良多さんはユリイカの表紙やYMOのジャケ等されてる方です

気になった人はネットで調べてちょんまげ

で羽良多さんも来てくださって上映後飲みに行きました僕は酒飲めまへんが

写真は3軒目に行ったお店で、案の定電車は無くなり帰れませんでした。

 

ヤング

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今年に入ってから、見た映画のタイトルをメモしている

タイトルだけで感想もなんも書いていない

何となく年間何本くらい映画見てるんやろかとメモしだしただけ

昔ハーモニーコリンが年1000本見たっていうのん知って驚いた

今ちょうど20本、ほとんどがDVDでみたやつ

昨日は映画館にアメリカンスナイパー見に行った

これは映画館で見るべき映画でした。ほんまは全部映画館で見るべきやけど

攻撃的暴力的な音と緊張感で見てる間ずっと体に力が入りっぱなしでした

去年見た同じイーストウッドのジャージーボーイズもよかった

ジャージーボーイズの時代のアメリカに何故かすごく惹かれる

アメリカングラフィティも好き。なんやろ若者の時代って感じやからかな

言うこと聞かへん感じっていいよね。ナニナニしたらあかん言われたらソレする感じ

逆に映画でも何でも優等生が作りそうなもん嫌いやわ

あかん何となく書き始めたら着地点見失った

あ、1920年頃のチャールストンも好き

さいなら

 

改行できへん病なおってますように

 

 

 

 

 

料理は愛情!

最近サラダをよく作る。
前にスーパーでドレッシングが安く売ってたので買ってみて
ネットでどんなんが作れるか調べてみたんが発端
野菜をいる分だけ使って余りを残すのが何か嫌で
全部使い切ってしまいたくなるので毎回大皿3つ分くらいできる
お菓子とかも途中で残せなくていつも一気に食べきってしまうのと一緒

宵越しのお菓子は持たない

料理はそんなに得意ではないけど作り方を見ればだいたい出来る
食材見てパッて何か作れたらいいなと良く思う
料理と映画は似ていると言われることがある
レシピが脚本、食材が撮影して来た素材、調理が編集ってとこかな
何がいいたいのかと言いますと
今回の映画はレシピも食材も無いトコから作った映画なんですの
例えていいますと無人島に鍋と包丁持って行って、カメラと三脚ね、
そこで獲れたものをその場で調理したみたいなこと
上手いこと言えるかと思ったけどやっぱむずかしかった
もちろんレシピ通りに上手くできた映画も好きでっせ

つきぬけた

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久しぶりでござんす。毎回毎回この書き出し。もっと書くぞ。毎日書くぞ。
さて新作できあがりました。やったーわーいわーいぱふぱふ
色々書きたいとこですけど。内緒にしとこ。ちょっとだけにしとこ。
今までで一番の長尺です。実質の長編第1作って感じでしょうか。
そして何といってもすべてが楽しかった。
よくスポーツ選手とかアーティストの人が楽しくできたみたいなことく言うてて
それ言っとけばええおもてんちゃうあほかいなとか思たりしてたけど
楽しいもんは楽しいからしゃーない
ほんでなかなかのつきぬけたもんでけたんちゃうかと思っとります。

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昨日大力と国立国際美術館にフィオナ・タン展見に行きました。
ほぼ名前くらいしか知りませんでしたがよかったです。
ドキュメンタリーで紹介されてた写真がほんまによかった。
そうそうこういうのんええよなっていうのがピンポイントで
あの人のコレクションの写真集あったら絶対買う
他の映像の展示は閉館時間ギリギリになってゆっくり見れへんかったけど
いい刺激になった。
その後、カツ丼喰ってから喫茶店で2、3時間しゃべりば
美術館で映像するならどんなんがおもろいか色々考えたり
なかなか面白いアイデアが出た。
映像の見せ方から考えれるから映画と違ってまた楽しい
どこかの美術館でやらせてくれへんかなー
美術館でしょーもないあほなことしたい

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