ご存知!
の通り現在毎日日替わりでenocoで映画を上映しています
月曜は休館日です
せっかくなので上映している作品について何か書きます〜
まずは『ニコトコ島』
2008年完成なので気づけばもう7年も前、驚き
てことで正直あんまり細かいトコ覚えてございません
一応おことわりしておきますがうろ覚えで間違ってることもあるかも
そもそもの始まりは鹿児島県の霧島に無料やったか格安で泊まらせて
もらえるって大力の知り合いの人からのご好意があったのです。
ほんなら旅行ついでに映画を撮っちゃおうとなりました。
行く前にどういう映画にするかと軽いシナリオは作りました。
松田君に旅行行こうぜついでに映画撮るぜって軽い感じで誘いました。
で出発の前日、僕の一緒に住んでたおじいちゃんが死にました。
94歳大往生です。おじいちゃんの面白話も沢山ありますがそれはまた。
お通夜には大力も来てくれました。
次の日予定通り出発です。まずは大阪港から車ごとフェリーに乗って一泊
フェリーでも撮影。雨上がりでいい感じ
ん?シナリオってどんだけあったんやろ。フェリーのシーンセリフあったし
唯一の大きなお話の展開の後のシーンも鹿児島で撮ってるから
行く前から結構決まってたんかな。
そんで宮崎県に到着、港から出た途端トラックと事故りかけ気を引き締める
鹿児島県の霧島へ。今思えばナビもスマホも無くよく無計画で行けたものです
初日は霧島あたりを車でグルグルまわって場所探し
いい場所沢山あってテンション上がりまくり
毎日毎日、朝から晩までみっちりに動いておりました。
ポスターで被ってる仮面も撮影の前日の夜に手作りです。
夏真っ盛り、で何日目か忘れましたが3人とも熱中症になり
もう無理ってなっていったん宿に戻ってちょっと寝てまた撮影
遊べると思ってきた松田君には悪いことをしました。
1カットだけカメラが動くのはあらかじめ考えてました。
9割は霧島ですが残りは奈良のいつもの山で撮影しました。
ほんとは爆破シーン撮りたかったけど今となればこれで良かったと思う
燃えてるシーンは大変でした。発泡スチロールとガソリンを山に持ち込んで
あーだこーだしてました。何も事故がなくてよかったものです。
おじいちゃんが見守ってくれたってことにしとこ。
このニコトコ島からシナリオに余白を残しておいてその場その場で
カメラもって感覚を爆発させて作っていく基礎ができたのかな。
だんだん余白部分が大きくなって去年真っ白になりました。
そんでロカルノ映画祭とヒホン映画祭にも参加できて視野も広がりました。
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