三浦崇志のブログ

360°映画

360°映画って知ってますか?

360°映画ってのは始め面白サイコーってなって見続けてるうちやっぱりこれおもんないんじゃないの、となって見終わった時にやっぱサイコーってなる映画。(ストーリーやシナリオは関係ないです)

自分にとって360°映画として1番思い出深いものはシネ・ヌーヴォで観たスタン・ブラッケージの映画。『DOG STAR MAN』やったかな

知らない人に軽く説明するとスタン・ブラッケージはアメリカの映画監督でフィルムに直接絵を描いたり、葉っぱを貼り付けたりするような実験的な映画を撮る人。もちろん普通?にも撮る。

この時のブラッケージ特集で何作か観たので内容もごっちゃになっていて記憶が朧げ。とにかくタイトル通り犬と人と星が出てくる。そんでたしか無音やった。始まったとき「なんじゃこりゃ!」と興奮してしばらくすると慣れてきて飽きてきて、もうええわーって、でもずっと無音で劇場の中は咳したり水飲んだりとかの音出しにくい状況で変な緊張感がずっとある。終わったらなんかとんでもない体験した感覚がしてまた興奮。結構長いのがいい(今調べたら78分あった)これが短かったらこれほどのパンチはなかったはず。あと劇場で観ること。こんなもん家で観てもしゃーないで。体験やもん。

ほんで今気づいたけど。映画のタイトルを内容そのまんま付けるのん無意識にブラッケージの影響受けてるのかも。出てくるもんそのまんま『DOG STAR MAN』ってタイトル今聞いてもええなあ思ったし。

180°映画

180°映画って知ってますか?見始めてしばらくはこりゃダメだおもんない映画だ、しかし見ているとだんだん面白くなっていき終わる頃には絶賛に変わっている映画のこと。(ストーリーやシナリオの話ではありません)

例えば僕はヴィンセント・ギャロの『ブラウン・バニー』を見たときこの感覚になりました。見始めは好き放題やりやがってしょーもないと立腹しながら見続けているうち素晴らしいのではないかと思い始めて見終わったときに、ええやん!となりました。

これはなんなんでしょう。自分でもよくわかりません。このタイプの映画に共通するのは見ている間中思考がグイングインしまくることでしょうか。何故腹立つのか、何故おもんないのか面白いとはなんなのか、何がしたいのかとか、映画ってなんなん?とかさらには自分の内面に潜って思考がスパークします。

このパターンで良かった映画はヒトに面白いよとすすめるとロクなことがないのですすめません。自分も見直したらやっぱりおもんないやんけ!となりそうなので見直しません。『ブラウン・バニー』はカンヌ映画祭でボロクソに言われまくって凹んだヴィンセント・ギャロはその後映画を作らなくなりました。

ちなみに180°映画なんて言葉はありません。今作りました。

本読みました

『ムクの祈り タブレット純自伝』(リトルモア)

を読んだ。

著者のタブレット純は歌謡曲の紹介とかしてる人?くらいの認識しかなかった。なぜ読んだのかというとゲラ(製本前のコピー用紙に印刷されたもの)を貰ったので読んだのです。

哀しみ溢れるつらたん人生なんですが文章にユーモアがあるので可笑しみがあって悲惨な感じがしない。この本で多く語られるマヒナスターズについては名前さえ聞いたことがなかった。Wikipediaで見るとハワイアン、ムード歌謡と書かれていたので自分は掠りもしないほど通ってこなかったジャンル。ほんでSpotifyで数曲聞いてみたら2曲は聞いたことがあった。おそらく日本に住んでいる人なら聞いたことあると思う。愛しちゃったのよ〜はははんはん🎵てやつ

タブレット純が大ファンであるそのマヒナスターズにひょんなことから途中加入することになるというなかなか面白い話なんです。

読み終わった後に教えてもらった豆知識をひとつ。マヒナスターズのメンバーの三原さと志はコーネリアスこと小山田圭吾の父親なんだって。そんでもって僕と誕生日が一緒の7月3日。

読んでて『ネオGS』という言葉が出てきて懐かしい記憶が蘇りました。20代前半ごろギターとドラムの2人バンドを(僕はドラム)組んでいて隔月くらいの頻度で難波ベアーズというライブハウスに出ていました。その時にピンキー青木という人と対バンになり、誰やねんって知り合いに聞いたらネオGSのザ・ファントムギフトってバンドやってた人とのこと。雑誌かなんかでゆらゆら帝国の坂本慎太郎が名前出してたような気がするようなしないような。ほな楽しみ。

そんで当日自分らの出番が終わり客席でピンキー青木をワクワクしながら心待ちにしてたら、、、何曲目か忘れたけどドアーズというかジム・モリソンのバードオブプレイのコピーをしたのでいまだにその時の光景が忘れられずにいて思い出したのだ。なんで衝撃受けるの?と思った人はジム・モリソンのバードオブプレイを是非一度聴いてみてください。この曲をコピーで演るって無意味というか意味わからんと思いません?アカペラやし。しかし僕には、だからこそ一生忘れなれなくなりました。それ以外には何やったのか覚えていない。顔さえ。

最後に豆知識をおひとつ、ジム・モリソンの死んだ日は僕の誕生日と同じ7月3日。ジム・モリソンのように27歳で死ぬロックスターがなぜかたくさんいる。ストーンズのブライアン・ジョーンズも27歳で死んでいてこれまた僕の誕生日のと同じ7月3日。

モメ

何か書こうと思っても何もなく

過去のスマホのメモを見てなんかネタないかなと

探っていたらナゼ書いたのかわからんもんのオンパレード

「猫背目薬 鼻毛身ぐるみ」とだけ書かれたメモ、全く覚えがない。一応ググってみたけど別に何も引っかからない。日付は2014214日、バレンタインデーやわ。なんかあったっけ?何があったら猫背目薬で鼻毛身ぐるみなのかもわからんけど

 

今まで何度言われ続けたことでしょう。

色んな人から直接間接問わず耳にタコもう数え切れません。

「美味しんぼおもろいで。」

別に読みたくないとか観たくないとかいった気持ちは無く、素直にじゃあ今度読んで(観て)みるわって答えたまま数年ほったらかし。

よーし今日は『美味しんぼ』の日だ!って日はなかなかやってこないもので逆になんか「いつでも読める(観れる)し、また今度」って思うこともなくそもそも言われた日に既に忘れさられている。

が、つい先日「美味しんぼおもろいで」って大力に言われた。大力は他の人よりも信頼度が高いので、ヨシッ観れたらみよと決意したもののすっかり忘れて数日。

何観よかなとNetflixをクルクルしてたら美味しんぼ出てきた。今や。観た。おもしろ〜。

第一話のあのエライ人めちゃエエこというやん。エエゾーッって応援した。

ああいうふうにトップの人がちゃんとした考えがあれば真っ当な方にいくけど、もし違って下っ端のカスみたいな奴と同じ考えやったら最悪やね。

しかし現実はどこもかしこも不幸な組織だらけやね。

 

 

 

 

 

 

 

はかたのひと?

焼き鳥を差し入れたのに他の客が食べて機嫌が悪くなる

ニューハーフと一緒に寝て、朝になったら髭が生えとるばい
 
ーーーーー
 
朝起きた時に見た夢を覚えていたら、急いでスマホのメモに書き込んだりする。
その場から動くと動いた分だけ忘れてしまうからできるだけ身体を動かさないように気をつけている。
あーもうちょい何か面白い何かがあったのにってよくなる。
まーメモしたところでどうにもなりゃせん。
だから書いた。
今ではもうどんな映像やったか忘れてしまったので、言葉だけが残った。
ずいぶん前のメモでした。

新世代映画ショーケース

現在、京阪神の4つの映画館合同で新世代映画ショーケースというイベントをしていて、『金太と銀次』が上映されています。

227日京都みなみ会館で『金太と銀次』1回目の上映がありました。

上映後、加地猛さん(100000tアローントコ店主)と堀部篤史さん(誠光社)のお二人のトークがあり、僕らが来ていると知ったら喋りにくいだろうなとこっそり行ったのですが、なんやかんやあり、結局途中から舞台に上がってトークに参加させていただきました。

「どういう映画から影響受けているの?」的な質問がありました。

影響かどうかはわからないけれど、映画を自分達で作り始めるキッカケになったのはアレかなぁと言おうとしたら大力がその作品を言ったのでした。

ここでは何かは言わないぜ〜

映画に限らずどんなジャンルの作品でも何を見てきてコレを作ったんや、っていう作品って面白いよね。

とにかくまだまだ上映が続いているので是非とも観に来てね!

馬馬

コンビニに行くと買う予定はなくてもアイスのコーナーは必ず覗き込む。

半年ほど前にセブンイレブンに行った時にしましまうまうまバーというアイスが売っていた、パッケージには写真が載ってないのでどんなものかよくわからないけど新商品にはすぐに手を出してしまうタチなので購入した。

袋を開けて取り出してみるとパリパリバーってアイスの四角いヤツでパチモン買わされた気分になってガッカリした。

食べてみてビックリ!パリパリバーのパチモンじゃなくってパリパリバーのパリパリ部分が増し増しの美味しいヤツやった。ハマった。

数日後コンビニ行った時にまた買おうとしたら売ってなかった。それ以降一度も見ていない。

今はしょうがないのでしましまうまうまバーのパチモンのパリパリバーを食べて我慢しているところ

なかよしこよし

よくある質問

2人で映画撮っていて喧嘩になれへんの?って

金太と銀次の時は立ち位置で揉めた時に半分冗談で大力がカッター振り回したら運悪く僕の膝に近いあたりの太ももに刺さってしまい今も傷が残っています。

金太と銀次ではもうひとつ。僕が撮影の日に寝坊して1時間くらい遅刻して怒られた(当然ですが)あまりの空気の悪さに逆ギレしてしまい三脚を大力に投げつけたら大力の左の前歯が折れた。

て具合に大体映画がひとつ完成する頃にはどちらか、もしくはどちらも怪我をしている有り様。

それでも映画を作り続けているんですからそれだけ映画作りには魅力があるってことやね。全部嘘じゃ

「」

小学生の1年か、2年の時の話

その日は授業参観で何の科目の授業かは忘れてしまったけれど、黒板に哺乳類、爬虫類、昆虫、果物、植物などなど書かれていてその下に自分の好きなモノの名前をその種類に合うところに1人ずつ前に出て行って書き込むというような内容だった。

僕は何書こうかなと考えて好きではないけどなんかカッコいいかなと哺乳類のところに『サメ』って書いた。

その帰り道母親に、「サメなんか好きちゃうやろなんで『キウイ』って書かんかったん?」って言われて、

ズガーーンと衝撃を受けた。

その頃僕はキウイが好きでしょっちゅう買ってもらって食べていた。カッコつけて『サメ』って書いたのも見透かされていることにも気づいて大変なショックを受けた。

カッコつけそうになった時、今でもたまに思い出す。